台風19号に備えて屋上のチェックを
台風19号が、10月12日に江戸川区に上陸しそうな勢いです。しかも、前回千葉県に大きな被害をもたらした台風15号に匹敵するかもしくはそれ以上かもしれないとの話もあるようです。
※10月13日予定の江戸川区民まつりは、中止になりました。
大型台風という自然災害が起きるのがわかっている今、何ができるでしょうか?
まず、自分の家のパーツ、例えば樋や物干しなど外れて飛んでしまいそうなものがないか確認して、補強をして飛ばないようにするか、あるいは予め外しておくのも手だと思います。外したものは、飛ばないように何かに縛っておくほうが良いと思います。
そこで私も会社の屋上に飛びそうなものがないかを確認するために、屋上に昇ってみました。するとフールドレン(雨水を排水するところ)に土が溜まって、小さな木が生えていました。
二か所のドレンがあるのですが、二か所とも同じ状況でした。
この場合、問題は二つあります。一つは、ルーフドレンが詰まっているために大雨が降るとプールのように水が溜まり、その水が室内側に漏水してしまう可能性があるということ。もう一つは、植物の根が防水層を破って、漏水してしまう可能性があるということです。
大気中の塵やほこりが、溜まるとこのように排水ができなくなってしまいます。また、カラスなどが運んできた木の実から、このような植物が生えてきてしまうのです。
他にもバルコニーに落ち葉やごみが溜まってしまうと大雨の時に溢れてしまいます。
台風19号により、大雨も予想されますので、今のうちに土を取り除きました。
いかがでしたでしょうか?
皆さんのおうちの屋上やバルコニー、樋なども詰まってしまうと漏水の原因になります。落ち葉などで塞がれていないか、適正に雨水が流れるようになっているか確認してみるとよいと思います。
(危険を伴いそうな場合には、丸喜齋藤組までご相談ください。)
台風対策でやっておきたいこと
・飛びそうなものがないか確認する。飛んできて、窓ガラスなどを割るかもしまうかもしれません。
・取れそうなものは、飛ばないように外しておく。
・雨戸がある場合には、窓ガラスが割れないように雨戸やシャッターを閉めておきましょう。
・雨戸がない場合には、万が一窓ガラスが割れても破片が飛散しにくいように、室内のカーテンは閉めて、窓際には近づかないようにしましょう。
・万が一、漏水する場合に備えて、バケツや雑巾などは用意しておきましょう。
・床上浸水しそうな地域(比較的地盤の低い地域)の場合は、大事なものはなるべく2階以上に避難しておきましょう。
・万が一の停電に備えて、非常用電源や電池などは、準備しておきましょう。バッテリーなどはできるだけ充電しておきましょう。
・最低限の飲み水や食料(3日分くらい)は用意しておきましょう。
・断水に備えて、お風呂の浴槽に水を溜めておきましょう。
・雨風が強くなり始めたら、無理に外出するのは控えましょう。
以上のように準備できるところから、備えていただければ幸いです。
その他ご相談は、丸喜齋藤組まで。